CONVERTページ

PC-8001対応のカセットソフトをPC等で録音しWAVファイル化したファイルや、T88フォーマットのファイルをPasocomMini PC-8001で読み込める様にcmtファイルへとコンバートします。
コンバート元のファイルは、microSDカードの/boot/CONVERTディレクトリへコピー後、PasocomMini PC-8001を起動するとCONVERTメニューに表示されます。
コンバートは手動となっていますので、対象のファイルを選択してコンバートを行います。
※参考ディレクトリ構成
コンバートされたファイルは、元ファイル名に″.cmt″が付いた名前でMEDIAメニュー上に表示されますので、それぞれの読み込み方法でロードを行って下さい。
なお対応するWAVファイルの最大サイズは200MByteまでです。

エリア解説

①:ファイルネームエリア

/boot/CONVERTディレクトリに置かれているWAVフォーマットとT88フォーマットのファイルが表示されます。
(正確には24文字以内、英大小文字、数字、ドット(.)、アンダーバー(_)、ハイフン(-)で構成され先頭に記号が、末尾にハイフンが付いて無く、WAVファイルは200MByte以内、T88ファイルは128KByte以内のもののみで、カナ・漢字等は使えません)
スクロールして最大64個まで扱えます。
上下カーソルキー でラインカーソル(青いバー)を移動させ、 リターンキー または 右カーソルキー で″CONVERT″モードへと切り替えます。

②:アイデンティファイアエリア

ファイルフォーマットのタイプが表示されます。
WAVフォーマットファイルの場合は″WAV″、T88フォーマットファイルの場合は″T88″と表示されます。

③:ファイルサイズエリア

ファイルのバイトサイズです。
1,048,576Byteを超えるとKByte単位で表示され、末尾に″K″が付きます。

④:モードエリア

現在のモードを示しています。
″SELECT″に合っている場合は、ファイルの選択状態です。 上下カーソルキー でラインカーソルを動かし、 リターンキー または 右カーソルキー で″CONVERT″モードに移行します。
″CONVERT″に合っている時に リターンキー を押すとコンバートが開始されます。
コンバート中は、″CONVERT″が″CANCEL″に切り替わりますので、途中で止めたい場合は リターンキー を押すと中止します。

⑤:プログレスエリア

コンバート中の状況を表示するエリアです。
現在の状況、進捗%、進捗バー、経過時間が表示されます。
もしコンバートに失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。

フォーマットについて

WAVファイル

対応しているWAVファイルの仕様は以下の通りです。
符号化方式:リニアPCMのみです。
サンプリング周波数:12KHz以上でサンプリングして下さい。
量子化ビット数:8ビットまたは16ビットを使用して下さい。
チャンネル数:1ch(モノラル)、2ch(ステレオ)の2つに対応していますが、モノラルを推奨します。
なおステレオの場合、左チャンネルだけを使用しています。
ファイルサイズ:200MByte以内に収めて下さい。

T88ファイル

ファイルヘッダをチェックして正常であれば、メニューにファイルが表示されます。
コンバート対象として扱っているデータは、主にデータタグです。
その中でも実データバイト数と実データのみを抽出してcmtファイル化しています。
なおバージョンタグ、ブランクタグ、スペースタグ、マークタグは使用していません。

©HAL Laboratory, Inc.